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尼崎の文化財

尼崎の指定文化財 尼崎の指定文化財

日蓮筆曼荼羅本尊 にちれんひつまんだらほんぞん 日蓮筆曼荼羅本尊

日蓮筆曼荼羅本尊
拡大 524×937 222kb 別窓
  • 指 定 尼崎市指定文化財
  • 種 別 古文書
  • 数 量 1幅
  • 所在地 尼崎市寺町10番地
  • 所有者 長遠寺
  • 指定日 平成20年3月25日
軸裏墨書
軸裏の墨書
日蓮宗長遠寺(ぢょうおんじ)に伝わる宗祖日蓮(1222-82)の自筆の曼荼羅本尊で、下部の左右に日蓮の花押と署名があります。軸裏に寄進者名と年次が書かれた墨書が貼られています。
佐渡配流中の日蓮が文永(ぶんえい)10年(1273)頃に書いた小型の曼荼羅本尊です。曼荼羅本尊は日蓮の発案で、「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」の文字の左右に法華経(ほけきょう)に登場する諸仏諸尊を文字で表わしたものです。画面全体に複数の縦横の折れ線跡があることから、信者がお守りとして所持していたと考えられ、小型の曼荼羅本尊の受容を考える上でも興味深い資料です。添付されている寄進銘の墨書(ぼくしょ)から、長遠寺へは元和(げんな)元年(1615)9月5日に甲賀谷又左衛門が「日蓮書状(乙御前母御書)」とともに寄進したものであることがわかります。甲賀谷又左衛門(俗名正長、法名正蓮)は江戸時代初頭に長遠寺の主要な堂舎の造営を進めた人物で、同寺の再建・復興の一環として寄進されたものであったとみられます。
日蓮自筆の曼荼羅本尊として歴史的に貴重な資料であるとともに、長遠寺の伽藍復興の歩み、さらには、同寺や他の中世寺院が町の中核となっていた港湾都市から、近世城郭を中心とする城下町へと変貌を遂げた尼崎の町の歴史を今に伝える資料といえます。

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