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尼崎の文化財

尼崎の指定文化財 尼崎の指定文化財

享保元年尼崎城堀浚願図 きょうほうがんねんあまがさきじょうほりさらいねがいず 享保元年尼崎城堀浚願図

享保元年尼崎城堀浚願図
拡大(3853×1097 455kb 別窓)
  • 指 定 尼崎市指定文化財
  • 種 別 歴史資料
  • 数 量 1枚
  • 所在地 尼崎市東七松町1-23-1
  • 所有者 尼崎市
  • 指定日 平成31年3月19日
享保元年(1716)9月18日に尼崎藩が、尼崎城の堀に溜まった土砂を取り除くため、堀浚い普請(堀の浚渫工事)を幕府に願い出たときの図面です。
江戸時代、城の工事については幕府の制御下におかれ、新規工事の禁止と修復工事の許可制度が厳格に適用されていました。各藩にとって城の修復工事は必要不可欠であると共に、その許可申請は藩の存続にも関わる重要施策として、慎重に扱われました。堀浚いも修復工事の一つとして、幕府の許可を得る必要があるために、願図として作成された図面です。
図には、堀の水が流れている所を青色で、土砂で埋まった所を黄色で示していますが、土砂は内堀以外の全体に及んでいる様子がうかがえます。尼崎藩では享保8年(1723)から数十年にわたって堀浚い人足の割り付けを命じていることから、この工事が長期に及ぶ大工事であったことが想定されます。
また、この絵図には他の尼崎城普請願図とは異なり、櫓・塀・柵・天守の破風(はふ)までが大変丁寧に、かつ正確に描かれています。特に二之丸北東の寅之櫓、松ノ丸二重櫓、本丸南東の二階渡り櫓は、これ以降の絵図には見られなくなることから、作られた時期が明らかなこの絵図は、尼崎城の変遷の指標でもあり、他の尼崎城絵図の時代を推定する基本資料ともなる、資料的価値が高い資料といえます。

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